曇天模様の空の下ではありますが、
外は屋根葺きを行なっています。
アスファルトシングル材の
デュアルブラウン色。
室内は天井に防振吊り木を利用しての
野縁組み。
こうする事で2階の音の伝わりを軽減してくれます。
そして屋根には
垂木と垂木の間に通気スペーサーを。
野地合板との間に約4cmの通気層が設けられ
上部の棟から下部の軒先まで
空気が循環できるようになっていて
太陽の熱が直接室内に伝わらないような
仕組みになっています。
そして外部では
1階と2階のジョイント部分や
各階や土台部分には防水テープを貼っていきます。
これは2×4工法は下から箱を積み重ねて
建てていくために必ず重ねる部分には
隙間が生じるため、このようにテープまたは
コーキングなどで隙間を塞いでます。
室内もサッシまわりにはコーキングを
充填して隙間を無くしていきます。
2×4工法は気密性の高い住宅ですが、
細かな気くばりでさらに性能をあげる事が
できるかと思います。
普段なかなか目に見えない部分ですが
隠れてしまう前にしっかりと
施工していきたい部分です。